『SOLTILO Angkor FC TIMES』はカンボジアプロサッカーチームのSOLTILO Angkor FCの広報誌です。SOLTILO Angkor FCのファンやサポートしていただいている皆さまに、日々の活動や選手・スタッフのメッセージを毎月1回お届けします。


 

目次


1. はじめに
2. 活動報告_①2020年シーズン開幕
3. 活動報告_②学校訪問

4. 戦績

 

 


1. はじめに

こんにちは! SOLTILO Angkor FCの景山です。

 この度、日頃よりSOLTILO Angkor FCをサポートいただいている皆さまにもっとSOLTILO Angkor FCのことをお伝えしたいと思い、広報誌『SOLTILO Angkor FC TIMES』を月1回発行することにしました!

  『SOLTILO Angkor FC TIMES』ではSOLTILO Angkor FCの活動レポートや、選手やスタッフのお話をお伝えしていきたいと思います。


2. 活動紹介①

2020年シーズン開幕

 遂に2020年シーズン開幕。開幕3連敗を喫し、スタートダッシュを切ることができませんでした。今年のスローガンである「Never Give Up」をピッチ内外で表現するとともにここから巻き返します。まだ4試合だけ、あと21試合もある。常にポジティブに活動していきます。

 第2節シェムリアップダービーアンコールタイガー戦には約2,000人のお客さんに来ていただきました。両応援団の盛り上がりもあり、熱気のある1戦となりました。

 新しいスタジアムは選手と観客の距離も非常に近い点が特徴です。ピッチ上での選手同士の会話が聞こえたり、選手同士が激しくぶつかる姿が近くで見れるなど、臨場感を味わうことができます。ぜひ日本からもたくさんの方々に来てもらいたいと思っています!!また、これからもシェムリアップダービーをシェムリアップを盛り上げる1つのイベントとして大きなものにしていきたいです。

 

選手からのコメント

Q. シーズンが開幕し、3試合闘ってみて、どんな気持ちですか!?

#23 藤原賢土 選手兼監督

 

 2月に開幕して3試合が終わりました。結果として大敗しているので、そこから目を背けることはできませんが、日々成長にフォーカスして取り組んでいきます。
 1、2試合目は、僕らの目指すところからブレてしまっていたのが現実です。3試合目でやっと僕たちの目指すサッカーを取り戻しました。

・僕らが1番大切にしてること

・今起こっていること

・これからどうなっていきたいか?そのために何をすべきなのか?

「自主性」の部分に対してもっとアプローチしていきます。
そして、それをサッカーで表現できるよう落とし込んでいきたいと思います。

#20 Ema Rathana エマ・ラタナ  サブキャプテン

 

 私はこの三連敗を本当に悲しく思います。ただその気持ちは負けた日だけに感じるようにしています。

 今シーズンは監督からサブキャプテンを任され、チームを引っ張っていく立場です。リーダーの一人として明るくそして強くこの三連敗を乗り切り、皆と喜べるようにしたいです。

#25 Ly Arifin リー・アリフィン

 

 私が3試合を終えて感じたことは、①ミスが多いこと、②自信を失ってしまったこと、です。しかし、私達は始まったばかりです。私達にはまだ多くの試合があります。決して諦めませんし、次の試合に向けて最高の準備を常にします。
 最後に、私達をサポートし、モチベーションを上げてくれる全てのサポーターに感謝したいです。特に、いつも一緒にいてくれるシェムリアップのウルトラスのみなさん、本当にありがとうございます。私たちは感謝の心を胸に、ベストを尽くします。Never Give Up!!


3. 活動紹介②

学校訪問

 2月17日(月)、本拠地シェムリアップから遠く離れた、ベトナム国境近くのプレイベン地方にある学校を訪問しました。開幕戦をアウェイで闘った翌日に「日本友好学園」サッカー部の子ども達に会いにいきました!

 当日は、「選手対日本友好学園サッカー部」のフットサル試合や、生徒達からの質問コーナー、写真撮影をするなど交流を深めました。

質問コーナーでは、

「プロサッカー選手の仕事とは」

「どうやってプロサッカー選手になったのか」

「プロサッカー選手として大切にしていること」

などの質問に#26ソパル選手が答えました。生徒たちは「一言一句逃すまい。」とソパル選手をジッと見つめ、真剣に聞いていました。

選手からのコメント 

Q. 学校訪問してみてどうでしたか?

#8 海野智之 キャプテン

 

 これからもっと活発にソルティーロサッカースクールとアンコールFCがこのような交流をしていけたらと思います。お互いに刺激しあえて、さらに良いグループになっていくのではないかと思いました。子供、大人、男女関係なく純粋にみんなが1つのボールにあれだけ夢中になれる事がサッカーの持つパワーだと実感しました。

#10 木暮郁哉  サブキャプテン

 

 たくさんの子供達の笑顔が見れてとてもいい時間でした。改めてサッカーというスポーツの偉大さを感じました。このような機会を通して自分達もそうですが、カンボジア人の選手も、自分達が子供達にとっての希望の存在であることを自覚してもらえたらいいなと思ってます。 
 素晴らしい機会をありがとうございました!!

#17 Reak Smey リーク・スメイ

 

 プレイベンでのサッカークリニックに参加することができて、私は本当に幸せでした。なぜなら、プレイベンに行き、サッカーをしている沢山の子供を見たり、彼らと一緒にサッカーをする事は本当に楽しかったからです。なにより、彼らはとてもフレンドリーでした。学校から私が帰る時に1人の男の子が「今日は来てくれてありがとう」と話しかけてくれて本当にうれしかったです。また会いに行きたいです。

日本友好学園サッカー部の生徒達のほとんどが、プロサッカー選手と触れ合うのが初めての経験です。選手を前にして生徒達は真剣な眼差しで、目を輝かせていました。

 

これからも生徒の皆さんと触れ合うことで、夢を持つきっかけとなっていきたいと考えています。


4.戦績

カンボジアリーグ(1部) 
現在13位/13チーム中(0勝0分3敗) 
※2020年3月1日時点 

 

2月16日

第1節 vs. Svay Rieng FC(A)●1-5

 

2月23日

第2節 vs. Angkor Tiger FC(H)●0-4

 

3月1日

第3節 vs. Visakha FC (A) ●1-7