『SOLTILO Angkor FC TIMES』はカンボジアプロサッカーチームのSOLTILO Angkor FCの広報誌です。SOLTILO Angkor FCのファンやサポートしていただいている皆さまに、日々の活動や選手・スタッフのメッセージを毎月1回お届けします。

 


目次


1. はじめに
2. 活動報告_①シェムリアップの孤児院訪問
3. 活動報告_②シェムリアップダービー前夜祭開催
4. 戦績

5. 選手コメント~5月の試合を振り返って~


1. はじめに

 こんにちは! SOLTILO Angkor FCの景山(かげやま)です。

 この度、日頃よりSOLTILO Angkor FCをサポートいただいている皆さまにもっとSOLTILO Angkor FCのことをお伝えしたいと思い、広報誌『SOLTILO Angkor FC TIMES』を月1回発行することにしました!

 『SOLTILO Angkor FC TIMES』ではSOLTILO Angkor FCの活動レポートや、選手やスタッフのお話をお伝えしていきたいと思います。

 記念すべき第1回目では私の自己紹介をさせていただきます!

 景山慎太郎です。現在チームではシェムリアップ責任者として働いています。役割は多岐に渡りますが、簡単に言いますとチームをサッカーだけではなく、色々な視点からどうレベルアップできるかを日々試行錯誤しながら楽しい日々を送っています。一昨年の10月に加入し、もうすぐ2年が経とうとしています。今私が体現したいことは「SOLTILO Family」の輪を広げていくことです。意味合いとしてはチームに携わることで多くの人に幸せになってもらいたいと強く思っています。簡単な事ではないからこそ挑戦する意味がありますし、この想いを体現する多くの信頼できる仲間とピッチ内外でチャレンジしていきたいと思います。宜しくお願い致します。


2. 活動紹介①

シェムリアップの児童擁護施設「スナーダイ・クマエ」の子ども達と交流!

 SOLTILO Angkor FCの選手達は、毎週日曜日(シェムリアップにいる時)に児童擁護施設の「スナーダイ・クマエ」の子ども達に会いに行っています!


 先日5月22日にも、SOLTILO Angkor FCの藤原選手兼監督、木暮選手、海野選手、ピルン選手、ラタナ選手が訪問し、22人の子ども達と触れ合いました。

 
 子ども達とはお絵描きやおままごとで遊んだり、サッカーを一緒にしたり、またシェムリアップで試合がある時にはいつも子ども達を試合に招待していて、オリジナルグッズで応援してくれています。

 

<訪問した選手のコメント>

 

藤原選手兼監督

「子ども達は可愛いくて楽しいので、力の源になってます。」

 

木暮選手

「訪問している僕らがとても元気をもらっているので、自然とスナーダイクマエに行きたいなという感情が湧いてきます。」

 

 

 

海野選手

「僕らが訪問すると子供たちも喜んでくれるし、僕たちもその時間を毎週楽しみにしています。」 

 

ピルン選手

「子ども達と触れ合えとても良い時間を過ごすことができました。彼らはとてもフレンドリーで愛おしいです。私たちは彼らの希望となれるよう試合で頑張っている姿を見せたいし、時間があけば彼らに会いにいこうと思います。」

 

 そもそも、どうして孤児院を訪問することになったのか?

 

 実はこの活動は日本人選手達からの発案で子ども達を訪問しているんです!

 

 どういう思いからこの活動がスタートしたのか、このお話はまた来月の『SOLTILO Angkor FC TIMES』でお伝えしますのでお楽しみに!

 


3. 活動紹介②

シェムリアップダービー前夜祭を開催!

 6月1日に控えたAngkor Tiger とのシェムリアップダービーに向けて、SOLTILO Agnkor FCは地元シェムリアップで「シェムリアップダービー前夜祭」を開催しました。
 
 約70人の地元在住のカンボジア人や日本人の方など多くの方にご参加いただき、SOLTILO Angkor FCからは、藤原選手兼監督、木暮選手、海野選手、菊地選手、本山選手、ソパル選手、ナン選手の7選手が参加しました!

 当日はSOLTILO Angkor FCの選手とのじゃんけん大会や、地元でお店をされている方の商品が当たるプレゼントゲームなど盛り上がりを見せるイベントになりました。



 

 

<参加した選手のコメント>

 

藤原選手兼監督

「前夜祭を通じて色々な方々と話す機会を与えていただき、自分自身もすごくいい時間を過ごさせてもらいました。このようなカンボジアという国で、ここのサッカー選手だからできることをどんどんやっていけたらいいなと思います。」

 

菊地選手

「前夜祭にはいつも試合に応援に来てくれるファンの方、はじめて来てくれるファンの方もいました。結果が出ずチームが苦しい時期にも変わらず応援してくれたファンの方の姿は忘れません。初めて来た方もこのイベントでSOLTILO Angkor FCのことを少しでも知って頂けたと思います。改めてみんなに支えられてもらっているチームなんだと実感しました。またみんなで勝利を喜び合いましょう!」

 

 

 

ソパル選手

「素晴らしくそして楽しい時間を、選手・サポーターと共に過ごすことができ幸せでした。このような時間はいつも過ごせるわけではありません。私はこのイベントに参加できたことを光栄に思うし、忘れることができない思い出となりました。みなさんのために勝利をプレゼントしたいと思います。」

 「シェムリアップダービー」は“カンボジアのシェムリアップの地でもっとサッカー文化を盛り上げたい”、そんな想いが込められています。

 さらにSOLTLO Angkor FCはシェムリアップで活動するクラブチームとして地域に貢献できるよう、これまで繋がりが無かったファンの方や地元の方同士も交流できるイベントを今後も毎月開催し、サッカーを通してシェムリアップを盛り上げていきたいと考えています。

 


4. 戦績

カンボジアリーグ(1部) 
現在9位/14チーム中(3勝3分4敗) 
※2019年6月10日時点 

第1節 vs. Visakha(A) △0-0

第2節 vs. Svay Rieng FC(H) ×0-1 
第3節 vs. Asia United FC(A) ×1-2

第4節 vs. Naga World(H) ×0-1

第5節 vs. National Police FC(A) △2-2
第6節 vs. National Defense FC(H)△1-1
第7節 vs. Kirivong Sok Sen Chey(A)〇1-0
第8節 vs. Phnom Penh Crown(H)〇1-0
第9節 vs. Electricite du Cambodge(A)〇4-2
第10節 vs. Angkor Tiger(H)×0-3


5. 選手コメント

~5月の試合を振り返って~

 

藤原選手兼監督

「5月の試合を通して、選手一人一人がすごい成長してるなという実感は感じています。ただ、まだまだやるべきことはたくさんあるので勝ち負けだけでななく、質の部分をもっと追求していきたいです。」

 

 

海野選手

「5月は負けなしで自信を深めることができました。しかし試合内容に目を向けると決して良かったとは言えません。勝ちながらチームとしての形を作っていきたいです。」

 

 

木暮選手

「5月は負けなしでしたが、上位相手に勝つことがより重要になってくるので、今まで以上にチームと個人両方のクオリティを上げていかなくてはいけないと思っています。」

 

菊地選手

「開幕当初は勝てず本当につらい時期が続きました。それでもブレることなくやり続けたことが5月の三連勝に繋がったと思います。しかし、勝ったから良しではなく僕たちは内容にこだわっているので納得はいっていないです。カンボジアでは珍しい全員サッカーをもっと表現したいです。」

 

本山選手

「5月は怪我人や累積のため出場できない選手も出てきました。そのため普段ベンチの選手も出場する機会がありました。その状況下でも負けなかったのは大きな収穫だと思っています。長いシーズンを戦う中でベンチメンバーの底上げが重要だと感じました。」