2019年U19AFCカップに向け、33番のナン選手(17歳)がカンボジアU19代表候補に選出されました。

彼はクラブ設立初年度からプレーしている選手です。10歳の時に両親とは疎遠の関係で幼少期を施設で過ごしました。その後、シェムリアップにあるNGO施設に入る為に田舎から引っ越してきました。そこで数年過ごした時に出会ったのが２番ソパル選手です。ソパル選手はアカデミーチームのコーチをしており、ナン選手の才能に可能性を感じ、引き取ることに決めました。

その４年後SOLTILO Angkor FCが設立し、当時14歳のナン選手はトライアウトに参加しました。

彼のサッカースキルとポテンシャルに可能性を感じ加入してもらった事はもちろんですが、難しい環境でも一生懸命にプレーする姿勢さや謙虚な姿勢を見てサインすることを決めました。そんな選手が代表候補に選出された事をクラブとしてとても嬉しく思います。今シーズンからレギュラーに定着し4得点を決めており、A代表にもすぐ行くのではないかと期待値No.1の選手です。

残念ながら最終メンバーに選ばれませんでしたが、彼の悔しい表情を見ると、期待しかできないですね。

【ナン選手よりコメント】

はじめまして、私はSomnang(ソムナン)です。U19代表に選ばれなかったことはとても悔しいですが、 私はまだ若いし次のチャンスに向けて練習していくだけです。SOLTILOではたくさんチャンスをもらえていますが、今の自分にできることはレギュラーになってたくさん点をとることです。代表選手になることを目標にがんばっていきます。

No.23 藤原賢土選手兼監督

・今シーズン振り返ってみてどんなシーズンでしたか？

 今シーズン、初めて選手兼監督という立場をやらさせていただきました。１年間、試行錯誤しながらも他の選手達、スタッフの方々に助けられながらやりきることができました。
本当に周りの方々に感謝しかありません。
人と人との繋がりが改めて大切なんだなと感じさせていただきましたし、この１年間がとても誇りです。ありがとうございました！

・最後にサポーターヘメッセージを

　スポンサー、サポーターの皆様。１年間本当にお世話になりました。
　勝てない時期、勝ってる時期、どんな時も暖かいサポート、本当に感謝しています。今年１年、少しはソルティーロのサッカーはこんなサッカーだっていうのを見せれたと思います。そして、ソルティーロの存在意義、カンボジアでやる意味、そこをまた、ソルティーロファミリーの一員としてこれからも一緒になってやっていけたらなと思います。今後も一緒に戦ってください！！よろしくお願いします。

No.13 キャプテン 菊地佑太

・今シーズン振り返ってみてどんなシーズンでしたか？

 今シーズンは、新しいことにチャレンジすることが多いシーズンでした。
既に今までできていることに加えて、新しいことを出来るようにするということを求めて今シーズン戦いました。

自分の場合、ディフェンスは得意なので、ディフェンスに加えて攻撃にも出ていくということを意識しました。
最初はうまくいかなかったですが、やっていくうちにキャパシティーが広がっていっているのを実感できました。結果ゴール数も昨年より増やすことができました。

このチームの良いところは、個人のレベルアップにフォーカスしているところだと思います。

チームのビジョンの通り、みんなこの１年間で大きく成長したと思います。

・最後にサポーターヘメッセージを

　スポンサー、サポーターの方々には、２年間大変お世話になりました。昨年に比べて練習環境のがよくなり、数の増えたスタジアムでの応援団からはたくさんのエネルギーを貰いました。私はソルティーロがプロ一部リーグで戦う初年度からプレーさせて頂いたので、ソルティーロというチームが少しづつ大きくなっていくのを目の当たりにしました。すべては、皆さんのサポートのお陰です。本当にありがとうございました。

No.10 木暮 郁哉

・今シーズン振り返ってみてどんなシーズンでしたか？

　正直に言うと、シーズン当初はこのチームの力でどこまでできるのか不安の方が大きかったです。

　その中でも、少しずつですが一歩一歩前に、確実に進んでいってる実感がありました。カンボジア人選手との信頼関係が深まっていくにつれて彼らのパフォーマンスも良くなっていったのではないかと思います。。

　個人的には自分のプレーや結果で彼らを引っ張りたいと思っていましたが、まだまだ力不足だったなぁと感じました。自分にとっては初めてのことが多かった一年でしたが、その分たくさん考え、悩み、適応していけたことがこれからの自分の糧になっていくと信じています。このメンバーで1年間戦えた事を誇りに思います。

・最後にサポーターヘメッセージを

　まず初めにこの1年間たくさんのサポートに心から感謝しています。チームが勝てない時でも変わらず応援していただいたサポーターの方々には、本当に多くのパワーをもらいました。

皆さんと一緒に戦えたこの1年間は自分の宝物です。本当にありがとうございました。

No.7 海野智之

・今シーズン振り返ってみてどんなシーズンでしたか？

 浮き沈みの激しいシーズンでしたが相手を見てサッカーができる選手が増えてきた一年でした。継続して積み重ねてさらに発展させていくことが大事です。

・最後にサポーターヘメッセージを

　1年間共に戦っていただきありがとうございます。いい時も悪い時も変わらないサポート、応援が私たちの大きなパワーになりました。今後ソルティーロはもっと大きなクラブとなりカンボジアに貢献していくクラブとなっていくはずです。これからも変わらない声援、サポートをよろしくお願いします。

No.21 本山航大

・今シーズン振り返ってみてどんなシーズンでしたか？

　2019シーズンは自分にとってプロ1年目の年となりました。シーズンスタートからなかな試合に出れない日々が続き、自信を失っていました。しかし、チームメイトの怪我やアクシデントで試合に出場するようになり、ますますサッカーが好きになりこのチームも好きになっていきました。

そして選手兼コーチという立場をやらせていただきました。コーチという立場から、カンボジア人選手を通じて多くの事を学ばせてもらいました。この1年はチームも自分も大きく成長した年だと感じています。

・最後にサポーターヘメッセージを

　今年1年間本当にありがとうございました。去年はスタッフという立場でしたが、今年選手という立場から、皆さんのサポートや応援が選手の力になっている事を改めて実感しました。日本からLIVE中継を見て応援していただいた方や、現地で応援していただいた方、さらには、イベントなどを手伝っていただいた方もいました。このようなサポーターがいるからこそ、勝った時はとても嬉しくて、負けた時は泣くほど悔しかったです。皆様のおかげで本当に幸せな1年を過ごすことができました。本当にありがとうございました。今後ともソルティーロをよろしくお願いします。

No.11 ラタナ

・今シーズン振り返ってみてどんなシーズンでしたか？

　今シーズン私達が取り組んできたパスサッカーは非常によかったと思いますが、結果には満足していません。選手が監督のやりたい事を理解し、昨シーズンより順位を上げれたことは素晴らしいと思います。みんなが楽しく思いっきりプレーできていたのは監督のお陰です。私自身も多くの得点を取ることができ、「やっとクラブに少し貢献できたな」と安堵しています。
　今、SOLTILOがやっていることは継続する事に意味がありますし、それが成長や強さになっていくと思います！この一員として闘えた事を誇りに思います！

・最後にサポーターヘメッセージを

　スポンサー、ファンの皆さん、私達の事を信じて応援いただきありがとうございました。特に負け続けた時は苦しかったですが、そんな時こそ「みんなと勝って喜びたい。」それが私のモチベーションとなり頑張ることができました。世界一熱く温かいサポーターのみなさんと来年はもっと良いシーズンにする事をここに約束します！！

No.20 エマ・ラタナ

・今シーズン振り返ってみてどんなシーズンでしたか？

　私にとって今シーズンはプロサッカー選手としての初めてのシーズンで、何もかもが刺激のあるものでした。私に今必要なことをコーチ、ベテランプレーヤーが教えてくださり、少しずつ成長していることを感じています。その結果、昨シーズンより良い結果と自分達が目指しているボールを大切にするサッカーができてきたと思います。ただ私自身この結果には満足しておらず、来シーズンは応援してくださる皆さんの為、チームメイトの為にも結果を出します！！

 ・最後にサポーターヘメッセージを

　１年間どんなときも私達のことを信じて大きなサポートをしていただきありがとうございました。もっと結果を出すためにより一層トレーニングに力をいれ、皆さんに強いSOLTILO Angkor FCをお見せすることを約束します。