『SOLTILO Angkor FC TIMES』はカンボジアプロサッカーチームのSOLTILO Angkor FCの広報誌です。
SOLTILO Angkor FCのファンやサポートしていただいている皆様に、日々の活動や選手・スタッフのメッセージを毎月1回お届けします。
目次
1.はじめに
2. 活動紹介① 開幕戦スペシャル
3.活動紹介② 新加入選手
4.活動紹介③ Newプロジェクト
こんにちは! SOLTILO Angkor
FCの景山です。
この度、日頃よりSOLTILO Angkor FCをサポートいただいている皆さまにもっとSOLTILO Angkor FCのことをお伝えしたいと思い、広報誌『SOLTILO Angkor FC TIMES』を月1回発行することにしました!
『SOLTILO Angkor FC TIMES』ではSOLTILO Angkor FCの活動レポートや、選手やスタッフのお話をお伝えしていきたいと思います。
遂に2021年シーズンが開幕!!コロナ禍で開催も懸念される中、無事開幕戦を迎えました。
相手は昨シーズン3位古豪のプノンペンクラウンFCです。昨シーズン、ソルティーロのエースストライカーとして活躍したマテウス選手が所属し、カンボジア代表選手5人を要する強豪との対戦になりました。
【結果】1-7 ●
【得点者】No.33 ロッ・ソムナン
【アシスト】No.14 パン・マカラ (後半13分)
【試合振り返り】
前半立ち上がり1分に中心選手であるNo.18 ソパル選手が危険行為で一発退場。ほぼ一試合を通じて数的不利な10人で闘う試合となりました。選手、コーチ陣がパニック状態になってしまい、解決策を見出す前に5点を失いました。いつも以上に緊張状態にある開幕戦であることに加え、開始早々に退場者を出してしまった事で、全体的に後ろ向きのプレーが増えてしまいました。
後半は攻撃に出るしかない中でハーフタイムにも積極的な選手交代を行い、チームの精神的支柱であるNo.8海野智之をCBに変更したことで前向きな声掛けや1対1で勝利が増え、徐々に選手達から躍動感を感じられるようになりました。そして後半13分、相手のミスを誘いNo.14マカラ選手がボールをサイドでキープし、中で待ち構えていたNo.33ナン選手にパス。ゴール前で相手2人を冷静にかわし、遂に2021シーズン初ゴール。2023年SeaGames(東南アジア競技大会)での代表入りを目指すクラブ期待の若手選手が結果を残してくれました。2021年の初陣はこれまでのシーズンで一番タフなスタートとなりました。
ここから選手に試合状況や次節への意気込みををインタビュー形式で聞いていきます。
No.8 海野智之選手(トモ)
Q.1 開幕戦を終えて率直な感想を教えて下さい!
昨年からの悪い癖が改善されていないことに責任を感じています。
ただポジティブだった点は、10人でもチャンスをつくれていた点です。前線でボールを奪い、サイドからのクロスで好機を作れたので練習の成果が出ていると思います。決定機を活かしきれないのは反省点です。悪い流れを断ち切るために何が必要が突き止め実行していきます。
Q.2 前半退場者が出て苦しい展開が続きました。
ロッカールームの様子や修正した点を教えてください。
ハーフタイムの雰囲気は最悪で、皆が責任をなすりつけ合うような空間でした。その中でとにかく意識したのは各自の役割を明確にし、思い切りトライできるよう周りを動かしました。前半は構えているだけで殴られっぱなしだったので後半はラインを高く保ち前線からプレスをかけました。10人でも後半はアグレッシブに戦えたので11人でプレーできる次の試合では、その感覚を忘れずに一人ひとりが責任を持って役割を全うしたいです。
Q.3 毎週試合が続きます。次節もホームでキリボンFCと試合です。意気込みをお願いします!
キリボンFCは、フィジカルが強く武闘派でバチバチの激しい戦いになると思います。まず、気持ちの準備をすること。90分間隙を与えず戦い抜くことに集中します。コロナの影響で試合が延期になるなどイレギュラーなシーズンだと思います。どんな状況でも最善の準備を徹底し、今シーズン初勝利を達成します。
No.20 イム・ラタナ選手(トイ) 主将
Q.1 開幕戦を終えた率直な感想をお願いします。
本当に悔しいです。サッカーでは退場や怪我、想定外の出来事がたくさん起こる中で対応できませんでした。後半は気持ちやシステムを切り替えて前線から守備ができました。試合を通じて特に苦しい中でのチームワークとディフェンス力が課題だと感じました。
Q.2 チームキャプテンとしての初戦はどうでしたか?
チームキャプテンは簡単ではなく、もっと学ぶ必要がたくさんあります。特に苦しい時にプレーや声で鼓舞したり、存在感をもっと出さなければならないと思いました。まだまだ未熟ですが、頼りになるキャプテンになります。
Q.3 次節に向けた意気込みを。
キリボンFCはパワーがあり、経験豊富なチームです。とにかく、走り負けないことができれば勝機はあると思います!
応援してくださる皆さんに勝利を届けます!!
No.33 ロッ・ソムナン選手(ナン)
Q.1 開幕戦を終えた感想を教えてください。
ゴールを決めましたが、チームが負けてしまったので悔しいです。
反省点は、10人で戦うという苦しい状況でチームが混乱してしまい、誰も流れを変えることができなかった点です。後半は役割がはっきりしたので、人数が少なくても多くのチャンスを作れたことはポジティブに考えています。
Q.2 シーズン初ゴールを決めた気持ちを教えてください。
ゴール前のプレッシャーがかかった状況で冷静に相手の動きを見て得点できました。チームをトップ6に導くためのゴールとアシストを積み重ねていきたいです!
Q.3 次の試合に向けた意気込みを聞かせて下さい。
チーム一人ひとりが全力を出し切ってプレーすること。チームのために戦いますので応援お願いします!
No.10 影山玲乙選手(レオ)
Q.1 開幕戦を終えて率直な感想を教えて下さい。
悔しいです。
1-7という大敗は、サッカー人生で初めての経験でした。開始早々に退場者が出て、10人で90分を戦わなければいけない状況。側からみれば「10人だから仕方ないよね」と言われると思います。しかし、私はそう思いません。少ない人数でも、もっと出来ることがあったと試合終に痛感しました。そして、ビデオで振り返った時により一層痛感しました。その日の夜は、あまり眠れませんでした。それほど悔しい敗戦になりました。シーズンが終わった時に、この敗戦があったから最高なシーズンになったと言えるように残りの試合を全力で戦い抜きます。
Q.2 試合を通じて苦しい展開が続きましたが、DFリーダーとして何を意識しながらプレーしましたか?
意識していたことは、とにかく無失点に抑えることでした。しかし、開始早々それが無くなりました。そこから意識したことは、仲間がネガティブにならないようにすることです。ポジティブな声掛けや3バックのバランスとカバーを意識しました。前半は意識しすぎた分、プレスのが遅くなってしまい、後追いの状況が長く続きました。その結果、2失点から5分もしないうちに3点4点を簡単に入れられてしまいました。
後半は、点を奪うしかない状況だったので攻撃に注力しました。失点を恐れずに攻撃参加する事を意識した結果、後半立ち上がりの20分はしっかりボールを繋げることができました。攻撃参加が増えたのでチャンスを多く作ることができました。そこは、トライして良かったと思います。
Q.3 次節の意気込みをお願いします!
キリボンFCは、客観的に少しレベルの高い相手だと思います。しかし、どこが相手でも関係ありません。チームが少しでも成長し、自信を手に入れるためには、次節が本当に大切だと思っています。次節は開幕戦の悔しい想いをピッチで全て表現します。センターバックとしての役割を果たして必ず勝利します。
■名前 :宮崎壮朗(Takeo Miyazaki)
■生年月日 :1996年12月19日(24歳)
■身長 / 体重 :177cm / 72kg
■背番号 :5
■国籍 :日本
■ポジション :DF
■前所属 :アスレティック220(モンゴルリーグ1部)
Q1.自己紹介をお願いします。
初めまして、宮崎壮朗(ミヤザキタケオ)です。昨シーズンは、Athletic 220 FC(モンゴル)に所属していました。奈良県出身です。今シーズン宜しくお願い致します。
Q2.ソルティーロに加入した今の心境は??
コロナ禍にも関わらず、ソルティーロの一員になれたことを心から嬉しく思っています。同時に、今年は特に若い選手が多いので選手達に「やればできる」とシーズンを通して成長を実感してもらいたいです。合流が最後になってしまいましたが、チームを勝利に導けるよう日々練習に励んでいきます!
Q3.今シーズンの目標は?
個人としては、「毎試合無失点で抑えること」「怪我なく戦うこと」「絶対的存在感」そして、ステップアップすることです。
1位を目指すのは簡単な道ではありませんが、シーズンを通して全員がやりきった!と思えるように日々取り組んでいきたいです!
Q3.夢は?
大きなスタジアムで数十万人の観客を前にプレーすることです!
1年を通してステップアップできたらその先にある僕の夢に近付いていくと思っています。全ては自分次第!!
Q4.サポーターとスポンサーの皆さんにメッセージを!
サポーター、スポンサーの皆さん、いつも本当にありがとうございます。
ソルティーロは、本当の意味で一致団結して戦っていく覚悟があります。選手達は心強く感じています。
僕達は、成長した姿を見せれるように努めます。これから始まる長い戦いは、幸せな時期もあれば苦しい時期もあると思います。その瞬間を分かち合い、支え合ってシーズン終了後には全員が幸せになれるように頑張っていきます。
応援宜しくお願いします!
念願だったソルティーロ専用バスが完成しました。専用バスは、トップチームやユースチームの遠征とホームでの試合開催時に使用します。
地元シェムリアップ、そしてカンボジア全土に「SOLTILOイエロー」を広めていきます。
バスのデザイン、運用計画に従事してくれたメンバーのチャニーの想いを聞いてみます。
チュン・チャニー(チャニー) コーチ
Q.1 専用バスが完成した率直な気持ちを教えてください。
専用バスが完成し、嬉しく思っています。選手、スタッフ全員のモチベーションが更に上がることを期待しています。
デザインに込めた想いは2つあります。1つ目は、多くの人が一目見て「SOLTILO」だとすぐにわかってもらうこと。2つ目は、ソルティーロが大切にしている想い「どんな状況でも諦めない(Never Give Up)」を多くの人に知ってもらうこと。その2つをこのデザインに込めました。
Q2.この専用バスをどのように活用していきたいですか?
トップチームとユースチームの試合には、常にこのバスで移動してもらいたいです。そして、多くの勝利と感動をカンボジア全土に運んでいきます!
パートナーシップに関するお問い合わせはこちら
連絡窓口(contact)
海野貴裕(Takahiro Unno)
t_unno@soltilo.com
Company Profile
SOLTILO株式会社《SOLTILO Co., Ltd.》
〒564-0062 大阪府吹田市垂水町3丁目34-15 伸栄第1ビル4F
TEL: 06-6170-2106
FAX:06-6170-2108
MAIL: contactus@soltilo.com
ー 企業理念
スポーツを通して世界中に夢や希望を与え感動させ続ける
ー 事業概要
■サッカースクール(国内・海外)
SOLTILO FAMILIA
SOCCER SCHOOL
■施設(国内)
ZOZOPARK HONDA FOOTBALL AREA
■施設(国内)
SOLTILO PARK 福岡西
■施設(国内)
東京都清瀬市下宿地域市民センター
■施設(国内)
金沢大学SOLTILO FIELD
■プロサッカークラブ(海外)
SOLTILO Angkor FC
■プロサッカークラブ(海外)
Bright Stars FC